自分で撮影した写真を加工し、ホームページへ掲載したり年賀状に使ったりすることがありますが、写真の場合どうしても背景が入ってしまい、自分の好み通りの配置や文字との組み合わせが上手くいかないことがよくあります。そういう場合、画像編集機能を持つソフトで背景をトリミングし、透過した状態にしたいと思いますよね。でも、どんなソフトを使えばトリミングをできるのでしょうか?今回は写真編集や写真加工ができるソフトのおすすめを紹介したいと思います。
画像加工と言えばAdobeのPhotoshopが有名ですが、Adobe製品はある程度の知識と経験、スキルが無いと思うように画像加工をすることができません。そこで初心者の人に最もおすすめしたいのが「Fotophire」です。
このソフトの凄いところは、背景のトリミングしたい部分をマウスで数回クリックするだけで、ソフトが自動的に背景部分を判別・トリミングしてくれるという点です。今までPhotoshopを使って十分~数十分掛けていたトリミング作業がものの数十秒で完了してしまうという優れものです。もちろん、誤ってトリミングしてしまった部分も「消えすぎた部分を修正」というモードにした状態で同じようにマウスでなぞるだけで元に戻せます。今まで「背景を透明にして写真の合成をしてみたいけど”やり方が分からない””難しくて自分には出来ない”」と思っていた人にぜひ一度体験してもらいたいソフトです。7日間の無料体験期間があるので、一度試してみることをおすすめします。
多くの人が名前を聞いたことがあると思いますが、写真の背景を消したり、写真の合成などができるAdobe社の画像編集ソフトです。機能は豊富ですが、初心者がいきなり使っても自分の好み通りの編集をすることは難しく、ある程度の練習が必要なソフトといえます。デザイナー系の職業に就いている方の多くがこのソフトを使用していますが、逆に言えば趣味程度の写真加工を望んでいる場合は他のソフトの方が良いかもしれません。
こちらのソフトはオープンソースで開発された無料で使用できる画像編集・画像加工ソフトです。Photoshopの無料版といえる程の豊富な機能を持っています。しかしこちらも初めて使うには難しいため、マニュアル本がほぼ必須です。使いこなせるようになれば有料のphotoshop要らずになる有能なソフトではあります。
インストール不要の写真編集ソフトです。写真のりサイズや切り抜き、文字入れにコントラストの調整、写真のモザイク処理など多彩な編集がメニューバーのボタンから簡単に実行できます。FotophireやPhotoshop、GIMPのように細かい編集ができるわけではありませんが、まずはなんでも良いから自分で写真を編集してみたいという人であれば十分な機能を持っています。
こちらも無料で使える画像編集ソフトです。写真に文字を入れたりリサイズすることはもちろん、フィルム効果というものを使えば写真を雰囲気を変えることもできます。さまざまなブラシを使って任意の部分だけ色の濃さを調整したり、いわゆる美白のように肌を輝かせることもできます。SNSのプロフィールアイコン用写真をちょっと加工したい時などに便利かもしれません。
画像編集・写真加工ソフトは現在は有料・無料を含め多くのものが登場しています。もちろん無料のものでも十分という人も多くいますが、ちょっと本格的に写真を撮ったり加工したいという時は機能やサポートも充実している有料ソフトを一つ購入するのも良いでしょう。