誰でも手軽に写真が撮れる時代になりましたが、「撮影した画像を色々加工して思い通りのイメージに仕上げたい」と思う方も多いでしょう。普通の写真を加工することで、おしゃれな雰囲気にも仕上げることができます。今回は画像加工・写真編集をフリーでできる画像編集ソフト比較しながら、おススメのソフトをご紹介します。
画像加工フリーソフトは様々な会社から提供されていますが、画像編集フリーソフトとしてオススメなのがFotophireの無料体験版です。おしゃれに画像を編集したい場合には、エフェクトによる画像編集が効果的ですが、Fotophireにはなんと200を超える画像エフェクトが採用されています。オーバーレイやフィルターなどのエフェクトを使えば、初めて写真加工をする方も手軽に写真の雰囲気をガラッと変化させることが可能に。
また、写真はフレームによってもイメージが変わるものですが、Fotophireではクラッシック調をはじめレトロ調など豊富なフォトフレームが揃っている点が魅力。その種類は、実に100種類にも及びます。さらに、このソフトを利用すると画像の一括処理も可能になります。
GIMPは画像編集ソフトとして歴史が長いソフトで、初心者レベルの方から上級者まで幅広いユーザーに使われています。1996年に提供が開始された無料で使える画像加工ソフトですが、無料でありながらも有料のペイントソフトと同等の機能を備えている点が大きな特徴。高度な機能が搭載された写真レタッチソフトとしても、ペイントソフトとしても有名です。プラグインや機能拡張も非常に豊富で、スクリプト処理を用いれば開発者向けとしての使用もできます。
Adobe PHOTOSHOP EXPRESS EDITORは、プロ向けの編集ツールとして知られるAdobeがプロデュースしているソフトです。切り抜きや色調補正、角度補正や赤目修正といった機能の他に、基本となる画像編集機能を一通り搭載した高機能が魅力です。有料版のPhotoshopに比べれば機能は若干劣るものの、無料は思えないくらいの機能が揃っています。Photoshopの代わりに利用するのはもちろん、日頃からPhotoshopを使用している方が、外出先などでPhotoshopが入っていないパソコンを使って写真加工したい場合に便利です。
Paint.netは初心者でも利用しやすいインターフェースが特徴的な画像編集ソフトです。こちらはWindowsのみで使うことが可能ですが、各機能に用意されているパレットも非常に直感的で操作もしやすく、今まで画像加工フリーソフトを使用したことがないユーザーにもオススメです。Photoshopに近いようなインターフェイスになっており、将来的にはPhotoshopの活用を検討中の方には入門編のような感覚で利用できるでしょう。
INKSCAPEはベクターデータを取り扱える画像編集フリーソフトで、上級者向けとして設計されている点が特徴です。MacおよびWindowsのみならずLINUXも対応し、多彩なプラットフォームで使用可能です。そのため、画像を広く扱っているユーザーには非常におすすめなソフトと言えるでしょう。ベジェ曲線あるいはテキストツールのように、他ソフトでは物足りないと感じる部分が強い点もINKSCAPEのメリットです。
SeashoreはMacintoshで使用できる編集ソフトで、基本の写真編集からレタッチに至るまでオールインワンの機能が備わっています。ちょっとイラストを描きたい方や、少しだけ編集したい方にオススメです。このSeashoreのメリットは非常に軽いこと。そのため、アプリケーションを開く場合なども時間がかかりません。フィルター機能は搭載されていませんが、レイヤー機能といった最低限必要な機能は備わっています。
ユーザーが便利に活用できる画像加工フリーソフトをご紹介しましたが、いかがでしたか。少しだけ写真加工を施してみたい方から、プロに近い編集をしてみたい方まで、幅広いタイプの画像加工フリーソフトが登場しています。中でもFotophireは使い勝手が良く、おしゃれな加工もすぐにできますので、試したことがない方は挑戦してみてはいかがでしょうか。
製品に関する質問? お問い合わせへ >>